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メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー

第43号


☆笑顔は一つの愛
 『愛』という言葉には独特の響きがあります。それは、この言葉が崇高な感じがするものであり、大切なものというイメージがあるからでしょう。 しかしまた、現代これほどまでに、誤解され、間違って使われていること言葉は他にないかも知れません。 日常使われている『愛』という言葉の中には、「奪う愛」、「ギブ・アンド・テイクの愛」が含まれているからです。 奪う愛とは、相手を心しばる心です。例えば、男女の関係で、「こんなにあの人を愛しているのに、どうして分かってくれないの」というような思いは、本当の『愛』ではありません。 見返りを求めているからです。また、「私が思っているのだから、応えてくれて当たり前だ」という思いも、にせものです。これは相手の心をしばっています。 何度も何度ものくり返しになりますが、『愛』とは「相手の立場になって思うこと、その上で人に優しく接すること、心の底から相手の幸せを願うこと」です。

 ところで、一番簡単にできる『愛』は何か分かりますか。それは『笑顔』です。 よく「苦虫を噛みつぶしたよう」という表現をすることがありますが、まるで苦いものかみしめているかのような顔で、いつも不機嫌そうな顔をしている人は、何となく近寄りがたいものを感じます。 『愛』とはほど遠い存在のように見えます。その反対に、いつもニコニコしている人は、何となく幸せそうに見えます。 一緒にいるだけでも嬉しく感じます。何だか気分も良くなります。ずっと笑い続けている…というのはおかしいですが、折に触れていいさわやかな笑顔を作れる人は、それだけで『愛』を実践しているのです。

 子供がニコニコしながら遊びに熱中している様子を見ると、幸せそうに見えませんか。その時の笑顔を見るだけでも、心が温かくなりませんか。 私は、もっとも簡単で、誰にでも、いつでもできる『愛』の実践が『笑顔』だと思うのです。悩んでいる人が、さわやかな『笑顔』を見たらどう思うでしょうか。 「なんであんな笑顔なんだろう」と最初は思うかも知れませんが、だんだんと「自分もあんな風になりたい」と思うに違いないのです。その『笑顔』が仕事をするのです。 『笑顔』が『愛』という名のさわやかな風となって、広がってゆくのです。

 たとえ、自らが悲しみの渦中にあっても『愛』を投げかけることができます。努めて『笑顔』を作ることで、『愛』の実践をすることができるからです。 たとえ自らが苦しみの中にあっても、やはり『愛』を投げかけることができます。こんな「苦しみの顔は見せられない」と相手の立場を思うことで、努めて『笑顔』を作り出すことができるからです。

 このように『笑顔』は一つの『愛』なのです。お互いさわやかな『笑顔』で、残り少ない中学校生活を過ごそうではありませんか。

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このページの更新履歴

2019/01/04 修正
2005/10/22 リニューアル
2004/03/10 公開


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