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第45号


☆嫉妬心の恐ろしさ
 相手のことを「うらやましい」と思う心が、間違った方向に強くはたらくと、『嫉妬心』になります。実はこれはとても恐ろしい心の状態なのです。

 『嫉妬』は、自分が関心を持っていないことがらに対しては持ちません。 たとえば、趣味程度で野球をやっている人が、何チームものプロ野球のスカウトを受けるような、エースピッチャーを見ても、「すごいな」と思うくらいなことはありますが、 『嫉妬心』を感じるまでにはならないでしょう。でも、同じチームで二番手のエースとして頑張っていた選手であれば、こうした感情、すなわち『嫉妬心』を持つのではないか、と思います。

 このことは、自分の関心のない分野では『嫉妬心』が湧かないことを示しています。 『嫉妬』してしまった相手は、本当は自分の理想であり、自分の目標とする姿であるはずなのですが、 「どうせうまいことやったのだろう」とか、「あいつはお金かけているから」とか、「あのようにはなりたくない」、「あんな人は、たいしたことはない、」などと、 相手の成功を、逆にさげすむ方向に考えてしまうのです。 そして、その先あるものは、「どうせすぐにだめになる」、「すぐに転落する」などと、いつしか相手の不幸を願うような、地獄的な心です。 つまり、『嫉妬心』は、相手の幸福、成功を認めない心、祝福できない心であると言えます。

 本当は、そうした成功した人、うまくいっている相手は尊敬し、祝福し、自らも一緒にその幸福を喜ばなくてはならないのです。 しかし、浅はかな考えである、「他人の幸福は自分の不幸」と思う心が、「相手の不幸を願う」という、地獄的な心に変化してしまうのです。 こうなると、その人の成功と同じ到達地点にたどり着くことは不可能となります。 自分の理想をする者を、見下し、非難し、さらには、その者の不幸を願っているわけですから、自分がそのようになることは、絶対にあり得ないのです。 自分が理想とする相手は、尊敬すべきであり、肯定すべきなのです。自分もそのようになりたいと思ってこそ、その理想に、一歩一歩近づいていいくことができるのです。 ところが『嫉妬』を始めた瞬間から、もはやその理想に近づくことはできなくなり、逆に遠ざかっていくことになるのです。そればかりか、そのマイナスの心は、自分をも苦しめ、そして破滅させます。

 『他人の幸せを素直に喜ぶ心』を努力して作り出さなくてはいけません。こちらこそが、天国的な心であり、多くの人が持っていたい心なのです。 「あの人が成功したことは、本当に嬉しい。心から祝福しよう。何とか自分も努力して、あのようになりたいものだ」と、そういう心を持って欲しいと思います。

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このページの更新履歴

2019/01/04 修正
2005/10/22 リニューアル
2004/03/15 公開


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