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メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー

第135号


☆猿知恵!? 〜『認識力』を高めるために〜
 ヤシの木に紐(ひも)をつないでおき、その先にヤシの実をつけてます。ヤシの実はくりぬいて、手が入るだけの穴をあけ、その中に米をいれておきます。しばらくすると、猿がやってきて、その米を取ろうと、その穴の中に手を突っ込むのです。そして、その中の米をつかむのですが、手を握るとヤシの実から手を抜くことができなくなります。手を離せば、ヤシの実から抜くことができるのですが、猿にはそれが分かりません。自分が罠(わな)にかかったという認識はあるのですが、その罠から逃れる方法が分からないのです。暴れるけど、その握った手を放す、という簡単なことが分からないのです。そして、翌朝、人間が来たときに猿は捕らえられてしまいます。

 猿には、「獲物が欲しい」という気持ちと、「逃れたい」という気持ちの二つの欲求があるのですが、この二つの欲求の調整ができないのです。まさに猿知恵です。要はそれだけの『認識力』しか、その猿は持っていなかったということです。

 また、ニワトリは非常に暗示にかかりやすい動物なのだそうです。だからいったん縄でしばられると、その後は目の前に白いチョークで線を引いただけでも、あるいは紐(ひも)のような長いものを目の前に置いただけでも、自分がしばられたと思って動けなくなるといいます。

 そうしたニワトリの姿を見ると、非常にあわれに思えますが、これも人間との『認識力』の差です。

 人は様々な学びを繰り返していますが、その目的の一つは、この『認識力』を高めることにあります。学べば、学ぶほどに、『認識力』が高まってゆきます。猿やニワトリの話を聞けば、おろかだな…と思うかも知れませんが、同じ人間同士であっても、この認識力の差があると、悩みや苦しみの中にいて、どうにもならなくなっている人を、別の人は「簡単なことなのに…」という視点で見ているのです。

 『認識力』とは、何が本質かを見抜く能力です。そのため、ただやらされている勉強を続けても、ただ読まされて本を読んでいてもあまり身につきません。『自ら学び、自ら考え、自ら行動する』なかにこの『認識力』は高まっていくということを知ってください。

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このページの更新履歴

2019/01/04 修正
2005/10/23 リニューアル
2005/06/13 公開


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