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メールマガジン『学級通信のネタ』バックナンバー

第143号


☆考える力を鍛えよう
 一つのことについて、じっくりと考えられる人は少ないと言われています。 君たちのなかでも、例えば、「自分の長所・短所について考えてみましょう」という問いかけに、じっくりと考えられる人は、なかなかいないのではないか、と思います。 たいていの人は一分もしないうちに、違うことを考えたり、雑念が飛び込んできて、気づいたら、違うことを考えていた、とか、いつの間にか本来のテーマからはずれたことを考えているのではないでしょうか。

 この『考える力』というものは、人間として生活していく上で非常に大切です。君たちにとっては、まずは勉強ですが、その中でもこのことは、とても重要です。 問題を解くに際して、じっくりと深く考えられるというのは、問題解決の糸口になります。なかなかできるものでないのですが、つね日頃から、そうした『深く考える』ことを意識しておくことが必要なのです。 これは訓練で、ある程度はできるようになってきます。

 そして、考える力を鍛えるためには、ある程度の集中力が必要です。その集中力を身につける、簡単で効果的な方法が『読書』です。 君たちは、毎日「朝の読書」の時間に、めいめい自分の選んだ本を読んでいると思いますが、そうした読書をするときに、「静寂の中で自分がその本の内容に没頭する」という経験をします。 これが集中力を生みます。本を読みながらも「気がついたらこんなに時間が経っていた…」という経験をしたことがあるかと思いますが、それが集中していたことの証(あかし)です。 また、考えるための情報を『読書』を通し収集できます。それがさらに君たちの知識となります。

 考えるためには、ある程度の情報収集、知識が必要であることを述べましたが、そのための効果的な方法に『聴く』ということがあります。 普段何気なく聴いている中に、実は様々な情報やヒントが隠されているのです。例えば、授業では、場合によっては、黒板に書かれることよりも、先生が話をしている内容の方が重要であることもあります。

 これなどは、真剣に聴いている人と、そうでない人の差が出る部分です。人間の聴く能力は、大きなものがありますから、場合によっては、本を読みながら聴くこともできるわけです。 これも、意図的に訓練すれば、かなりの集中力を磨けるかも知れません。

 次に『書く』という作業も、考える力をつける上で大切です。問題を解くときに、頭の中ですべて解決してしまう人は別ですが、たとえそうであっても、 ノートに問題の意図するポイント、自分の分かっていること、知っていることなどを書いていくことで、ヒントが見えてくる場合があります。

 また、多くの人生問題であっても、「問題点は、まとめるとこれとこれ。その解決に必要なことはこれ、そして次にやるべきことはこれ」、という具合に、 優先順位をつけて、また問題点を明らかにするためにも、『書く』ということはとても大切なのです。それが考える上でのポイントとなります。

 この、『読書する』、『聴く』、『書く』ということは、普段の君たちの学校生活で、少し意識すれば、十分に磨き、高めることができるものです。

 今日は『考える力』を鍛えるためには三つのポイントをお話しました。これらを通して、是非、考えることができるようになりましょう。

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このページの更新履歴

2019/01/04 修正
2005/10/23 リニューアル
2005/09/12 公開


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